■概要
　 タグチメソッドは、開発しようとする製品が、市場での様々な使用条件においても安定して使用できるよう、設計条件の最適化を行う手法といえます。製品の開発段階から、安定した製品特性を実現する設計条件や製造条件が得られるという画期的な工学手法です。 このプログラムでは、タグチメソッドの静特性（望目、ゼロ望目(追加)、望小、望大）について解析が行えます。
　あなたの開発中や解析中のテーマに、ぜひ、このタグチメソッドを使ってみてください。この解析結果のあまりの鮮やかな展開、戦国時代の織田信長が知れば、鉄砲隊とともにタグチメソッ隊を作っていたことでしょう。

■実行例（２分間水時計の開発（望目特性））
処理項目から(1)条件設定で条件シートに制御因子、誤差因子と水準値を入力します。
また、続いて(2)データ入力で出力されるデータシートに測定データを入力後、(3)のSN比(4)平均値計算をクリックします。



■計算結果例
（ばらつきへの影響度、要因効果）
穴径と容器内径が水時計のばらつきに大きく影響することが分かります。また、各因子の仕様を最適化することで、ばらつき（標準偏差）を現状から６２％低減できます。
（結果シートの数式から、計算内容の詳細を確認することができます)



（平均値への影響度、要因効果、平均値調整）
平均値への影響度は、穴個数、穴径、溶液量が大きいといえます。
2分間水時計を作るためには、ばらつきを最小にする最適条件で、溶液量を回帰式から求めると１１５ｃｃに設定するとよいことがわかりました。

　
■概要／メニュー／使い方
■プログラム
・関数フィッティング
　多項式近似曲線
　多項式近似曲面
　非線形関数
　３次Spline補間曲線 (New)
　双３次補間曲面 (New)
　コンター図作成 (New)

・積分／表面積・体積
　関数の積分
　回転体の側面積・体積
・線分長さ
　重積分(モンテカルロ法)
　表面積計算(3D要素分割)
　複雑形状の面積

・方程式の解
　連立1次方程式
　非線形方程式（1変数）
　1階常微分方程式
　連立微分方程式
・高階微分方程式

・ベクトル解析
　行列計算１
（行列式／逆行列／積）
　行列計算２
(固有値／固有ベクトル)
　３D座標変換
　３D関数

・フーリエ解析
スペクトル解析
偏微分方程式解へ応用
�@(熱伝導解析)
�A(弦の振動解析)
�B(梁の振動解析)
�C梁のImpulse加振モード解析)
�Dラプラス変換へ応用

・統計解析
　ヒストグラム作成(複数)
　正規性の検定
　相関分析(無相関検定)
　区間推定
(母平均／比率)
　仮説の検定
(母平均/母比率/適合度)
　差の検定
(母平均/母比率/等分散性)
ノンパラメトリック検定
　（Wilcoxon検定)
ノンパラメトリック順位相関　
　(Spearman / Kendall )
　順列・組合せ
　重回帰分析

・タグチメソッド
　静特性
(望目/ｾﾞﾛ望目/望小/望大)
　動特性

・Fileデータ処理
データ検索・抽出・編成
Outlook mailデータ取出し

・シミュレーション
BEM_梁曲げ解析
Potential問題解析

*****

■動作環境

■作者プロフィール

■特定商取引法に基づく表示

■個人情報保護方針